当院での患者様に多いのも足首の捻挫ですが、捻挫は足首に限らず手首や首でも起こりえます。
運動許容範囲を超えた時に起こりうる関節や靭帯、腱、軟骨などの怪我が捻挫です。
擦り傷や切り傷などの外傷とは違い、何が起きているのかが分かりづらいのが難点でもあります。体組織内部の血管が傷つくことにより内出血が発生し、捻った（ひねった）部分が腫れてきます。
軽度の捻挫であれば、サポーターやテーピングで保護すれば自然に治癒する場合もありますが、重度の場合ですと、骨折や靭帯断裂を引き起こしている可能性もあり、損傷状況によっては固定やリハビリによる治療が必要となります。
痛みが続く場合は、運動障害や関節軸変形にもつながりますので、結果として関節の可動範囲が狭くなるなどの症状が考えられます。よって、なかなか痛みが引かない場合は、骨折（剥離骨折）や靭帯断裂の可能性がありますので、専門家への一日も早いご相談をおすすめいたします。
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