
重たい物を持った瞬間に生じるあの“ギクッ”という衝撃を経験された方は多いのではないでしょうか。ぎっくり腰の原因は様々です。筋挫傷(ざしょう)、捻挫、ヘルニア、肉離れ、骨そしょう症になどによる圧迫骨折などが考えられます。
運動不足による筋力低下や筋肉の柔軟性の低下で、背骨の安定性が低下することによって、悪い姿勢によるちょっとした動きや負担でも背骨周囲の組織が傷つく場合があります。ぎっくり腰の強い痛みは、組織自体が傷ついた痛みもありますが、一方で損傷した組織を守るために筋肉の緊張が強まったり、筋肉のけいれんが起きることが、主な要因であることが多いです。
ぎっくり腰になった直後はちょっと触れただけでも強い痛みがありますので、特別電気治療器ハイボルトとアイシングの治療を同時並行します。これらの治療である程度症状は抑制され、さらにコルセットがあれば日常生活に支障が出ない程度に回復します。
ある程度症状が改善し始めてからは手技治療が効果的です。患部を直接触ることはせず、周りの関連する部位から手技で徐々にほぐしていき、それからしばらくして温熱療法に切り替え、ホットパックや手技を行い治療いたします。
素人判断で家族にマッサージしてもらったり、自己流ストレッチするのはかえって症状を悪化させるのでくれぐれもご注意ください。

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